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AkkyFirenze

Author:AkkyFirenze
2004年から、Firenzeに妻のKAZUとネコのLEOと住んでます。
オペラが大好き。ピアノもちょっと弾きます。
楽しみは美味しいワインと料理、ピアノ伴奏。

この頃ブログよりFacebookに書くことが増えましたねぇ。

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期待のTenore

昨夜、Mさんと一緒にI.S君が来てくれた。
新国立劇場の研修生を修了後、文化庁の派遣で1年間の留学中の若者だ。
鳥の唐揚げや鍋をつつきながらワインをグビグビ。さすが歌い手の卵、よく食べ、よく飲み、よく話します。
声も聞かせてくれましたが、立派なTenoreです。今流行りの重苦しい声ではなく、自然な柔らかい声で好ましいです。
高い声だからと構える事もなく、スッと声が出て来ます。

昔は高いSolの音が出ればテノールだと言われたという日本の声楽家。
今の若者には、声が出る事は当たり前なんですね。
私は聞いていて気持ちが良く楽しかったけれど、羨ましく、正直嫉妬さえ覚えるほど素晴らしい歌声です。

ますますの研修で、日本だけでなく、世界で歌えるTenoreになって下さいね。
性格も良いし、きっと多くの人に可愛がられて、大成してくれる事でしょう。
応援してますよ♪ I.S君!
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昨夜の定例会

メニューは、シチュー、ポークソテー、サラダとカリフラワーのアチューゲ炒め。

シチューは日本のルーで無難に美味しく食べられます。
ポークソテーはKazuの新メニュー。先週から始まった料理教室で教わったものを作って見ましたが、大好評でした。
夏はエルバ島のレストランで働きづめのM君は、冬はフィレンツェでゆっくりしています。時間はタップリあるので、女性3人で彼の家にお邪魔して料理を教えて貰うという趣向です。出来上がった頃私もお邪魔して美味しくいただく訳ですが、彼のなんてことなく作り上げる料理と手際良さに、話題は盛り上がります。
昨夜のKazuのソテーも美味しかったけれど、プロの味にはチョットだけかないません。何が違うんでしょうね?

パンは近くのパン屋さん、ピーターパンという冗談見たいな名前のお店のもの。
美味しいパンを作っている店だけど、昨夜のは一日一斤しか作らないという食パンを買い占めて食べました。
こちらは硬いパンが主流で、食パンみたいに中の柔らかいものを探すのは大変です。
ここのは日本の食パンより重た目だけれど、中が柔らかでモチモチして美味しいです。

Lingua Gatto猫の舌という焼き菓子をお土産に頂いて、少し渋みが残っていたけれど、日本みたいな甘さの柿をデザートに。
ワインはいつものやつをガブガブと。

美味しく楽しい定例会でした。
来週は私の誕生会と結婚一周年を記念して、プロの日本食料理人Oさん宅で開いていただけるようです。
遠慮なく伺って、ゆっくりと楽しい時間を過ごさせて頂きます。
みなさん、お気遣い下さって有難うございます。

La Forza del Destino 11月26日

指揮;Zubin Mehta
演出;Nicolas Joël:Franco Barlozzettiの再演
舞台;Ezio Frigerio
衣装;Franca Squarciapino
ヴィデオ;Sergio Metalli
振付;Sabine Mouscardès:Raffaella Renziの再演
照明;Jürgen Hoffmann:Luciano Roticianiの再演
...............................................
Calatrava侯爵;Enrico Iori
Leonora;Violeta Urmana
Don Carlo di Vargas;Roberto Frontali
Don Alvaro;Salvatore Licitra
Preziosilla;Elena Maximova
Guardiano神父;Roberto Scandiuzzi
Fra Melitone;Roberto De Candia
Curra;Antonella Trevisan
Un Alcade市長;Filippo Polinelli
Mastro Trabucoロバ曳き;Carlo Bosi
Un chirurgo外科医;Nicolò Ayroldi

久し振りに見たオペラらしいオペラ♪
ソリストは皆声がよく出て、これぞVerdiってことだ。
中でもUrmanaとScandiuzziは素晴らしかった。
Mehtaの好みなのかやや淡泊な感じもしたが、私の師匠は「VerdiのTempoはもっと早いんだ」と言っていたからこれで良いのかもしれない。

Licitraは前回聞いたPagliacciよりずっと良かったが、大きな声ばかりで情感が薄い。
3幕2場のCarloとの2重唱では声が自然で美しかったが、その他の場面ではドラマティックに歌いすぎて、時に生の声も入ったりして残念だ。もっとレガートな歌を聴きたかった。
Frontaliもバリトンらしい声だが、Nucciの表情豊かなCarloを知っていると・・・

Mehtaはさすがにこういう大きなものを纏めるのは上手だ。
だけど、序曲も今一心に届かなかったな。

最後の場面の演出は疑問!
ステンレスの檻みたいなものがあることが不明。
人の出入りも???

でも面白かったです。
日本の公演はキャストはどうなるのかな?

悲しい知らせ

昨日、日本からの悲しい知らせが届きました。

私が短期大学で教務課長をしていた30年前、高卒で事務員さんとしてきた(だからまだ今も50歳前でしょう)女性の訃報です。
私ごときが、教務課長という大学の中心にいたというのんびりした時代ですが、事務員さんは優秀でした。
先輩たちに可愛がられながら、彼女も仕事の出来る教務課事務員に成長しました。

事務員さんたちと旅行したり、飲みに行ったり、海水浴に行ったあと私の家で飲みつぶれたり、彼女の家で彼を紹介されたり、良い時代でしたな。
私が藤沢市でオペラの練習をしていた時に彼女たちもついてきた日、静岡駅前地下でガス爆発という大事件があったりしました。
彼女の結婚式の日、私はオペラの練習日程の関係で欠席の連絡をしていましたが、練習の合間に披露宴に飛び込みで挨拶に行った事もありました・・等々懐かしい思い出ばかりですが、私がイタリアにきて連絡もだんだん遠のいて・・そういえば今年の正月もメールもなかったなあ。

お葬式に参列できないから、せめてお悔やみの手紙でも書こうと思います。

YYさん安らかに!
合掌

今日のフィレンツェは雪の降りそうな寒い日です。

鰯の塩焼き

秋の魚は、冬に備えて脂肪をつけているから美味しい。
日本ならサンマを食べるけれど、イタリアでは見かけないから鰯にしました。
私の家にはオーブンはありません。
直接ガスで焼いたり、フライパンで焼いたら、煙と臭いでアパート中から文句が出ること間違いありません。
中庭での炭火焼きも同様です。
ここを買ったときは中庭でバーベキューなんてことも考えたけれど、煙を逃がすところがないから不可能です。

Bisteccaを焼く鉄板にホイルをひいて、その上に金網を乗せて強火で焼いてみました。
煙は出ません。
ホイルをかぶせて、上からも熱を加えます。
これは静岡でいつも昼飯を食べに行っていた定食屋「きづき」の真似です。

大根おろしを乗っけて、美味しかった~!

ガス台が汚れるのと、どうしても魚の臭いが部屋に残ります。
台所をレモンで拭いたり色々するけれど、ソファーなどの布に染み付いちゃうんでしょうね。
スッキリとは取れません。
でも、美味しかったから掃除の手間も、残っている魚臭も私たちは我慢です。
明日来るお客さん、部屋が臭くてごめんなさいね。

映画L'Elisir d'amore

Adina:Linda Campanella
Nemorino:Ivan Magrì
Dulcamara:Matteo Peirone
Belcore:Mario Cassi
Giannetta :Diana Mian
指揮:Stefano Montanari
演出:Francesco Bellotto
演出助手:Piera Ravasio
舞台:Angelo Sala
衣装:Cristina Aceti
照明:Claudio Schmid
合唱指揮:Fabio Tartari

Dulcamaraが大活躍。メイクや動きがメフィストを思わせる演出で、一幕で登場してからほとんどの場面で顔を出して、AdinaとNemorinoを見守っていた。
Nemorinoがリリックで綺麗な声だが、高音が伸びないのが残念。
他の歌手は歌に動きに大健闘だが、女性陣が大画面では年齢が丸見えで、苦しいのは仕方がないとしましょうか。

珍しい、鰹節削り

スーパー・トスカーナさん宅では使わないからと、鰹節削りを頂きました。数本の焼津産鰹節も一緒に。

確かに鰹節を削るってことしなくなりました。綺麗に削ったものを売ってますもの。
お祝い事には必ず鰹節が付いていたものでしたが、今はおかかパックですよね。

で、カンナの刃を調節して試しに削ってみました。
節が古く、乾燥しているので、細かく粉になってしまって綺麗には削れませんが、香りがとっても良いです。
我が家で一番味にうるさいLeoも、喜んで食べていました。彼は、おかかでもメーカーによってはフン!として鼻も引っ掛けませんから。いわゆる「猫またぎ」です。

昔は毎朝「カリカリ」と鰹節を削って味噌汁の出汁をとっていました。それまで寝ていた飼い猫のミャーが「ニャーァァ?」と歌いながら走り寄って来たものです。(ミャーという猫を飼っていたことがあるんです)
Leoはその習慣がないから、与えれば食べるけれど、催促はしません。

カチカチに乾燥した鰹節でちょっと落としただけで割れてしまいます。試しに濡れ布巾で拭いてから削ってみたら、綺麗なカンナ屑みたいなのが削れました。
少し濡れ布巾でくるんでおけば良いのかしら?それ程使う訳ではないから、ずっとくるんで置く訳にもいかないし、ビニール袋にいれておいて、変にかびちゃったりしちゃったらどうしようも無いし・・(鰹節ってカビで旨味を作るものらしい)
保存の仕方に工夫が必要だけど、せっかく美味しく風味のあるおかかが出来るんで、大いに利用しましょう。
出汁に、お好み焼きなどに振りかけたり、おひたしにも・・

ところで、鰹節を削る時、カンナを使う時に、引くのかな、押すのかな?
私は引きますけどね。
まあ、どちらでもお好きなようにどうぞ・・ですね。

食材

中国人は世界中、多くの分野において進攻しています。
ここFirenzeでも近郊のPratoという街は、中国人街のようだといいます。
それによって問題はいろいろ出てきますが、嬉しいこともあります。
その一つに、Pratoに行けば安くて美味しい中華料理が食べられるそうです。
中華料理は世界中、本当に小さな街に行っても食べられる浸透振りですが、必ずしも美味しくはありません。でも旅行中に食べるものに迷ったら、そんな店に飛び込んで、焼きそばでも食べれば何とかなります。

Pratoのように多くの中国人が集まると、野菜などを作って売る人も出てきます。
先日友人から「春菊も売ってるよ。でも箱買いだけどね」と情報を貰ったので、「今度みんなで中華を食べに行って、春菊も箱で買って分けよう」となりましたが、昨日フィレンツェ中央市場に行ったら、思いがけず春菊を見つけてしまいました。それも計り売りしてくれます。

春菊、ニラ、白菜、大根、もやし、豆腐。
これだけ揃えば鍋料理をやりたくなります。
スジ、トリッパを買って、昨夜はもつ鍋!!

美味しかった!!!

こんな時は、偉大な中国人の力に感謝です。
(でもマナーの悪い人も多いよなあ)

ペットと付き合う

友人が今日から10日間、日本です。
彼女は犬と猫を飼っていますから、留守中は面倒を見る人が必要です。
猫は餌とトイレをみて、少し遊んであげたら、後は独りで寝てるから手間は掛かりませんが、犬は散歩が必要です。

以前の犬は人に噛みつく癖があって、私も最初に中指の先から血を流しました。でもそのうち散歩用のリードを準備すると大人しくなり、最後には階段を抱っこされて昇り降りするほどになりました。
しかし私以外の人は怖くて散歩に連れ出すことができず、彼女が留守になる時は私がいつも散歩係りでした。
彼女のところは私の家から片道30分弱で、どうせ毎日自分も散歩するからついでと言えばついでです。部屋まで50段程の階段で1回に2往復。それを朝晩するのだからいい運動です。
百段と言ったら結構きついですよ。
静岡に浅間神社という(富士山の神さま)のがあって、裏山に賎機山がありますが、そこに通称「百段」の急な階段があります。市内の運動部はそこを走って足腰を鍛えます。
私は野球部でしたが、冬はボールを持たずにそんな基礎体力作りばかりで嫌になって、野球を辞めた根性ナシです。

暑い日は私は大丈夫。寒さも何とかなるけれど、雨の時は嫌ですね。自分が濡れるのも嫌だけど、犬が濡れたら可哀想だし、帰ってから体じゅう拭かなければならないから気を使います。
散歩中に必ず1~2回ウンチするから、新聞紙で取って捨てます。小用は雄犬は角かどでするのは仕方ないけど、異常に回数多くする犬でした。

今度のはまだ小さくて、私も数回しか会っていません。
甘えん坊らしくて、夜など独りでは置いておけないそうです。
犬を飼っている彼女の友人宅で、面倒みてくれることになったようです。
今回も一日1回の猫のお相手は、引き受けました。
私たちがイタリアに来たばかりの頃、大変お世話になった方ですから。

Kaki

イタリアの柿。
10cmほどの高さで、まん丸で、真っ赤な柿を売っています。
ジュクジュクでスプーンで掬わないと食べられない。
甘みはタップリです。

先日、友人の家の庭でできた柿を頂きました。
硬くて渋みが残っています。
ネットで、渋抜きの方法をみて、一番簡単な「ヘタに焼酎を塗って一週間ビニール袋にいれて置く」方法を採用してみました。

出来ました!
ジュクジュクだけど甘いやつ。
ヒントは、焼酎?ヘタに塗る?ビニール袋?一週間?

これも美味しいけれど、日本のチョット歯ごたえのある次郎柿が食べたい!

干し柿も好きです。

雑学:
次郎柿って静岡県の森町が原産地なんです。
そうです。あの浪曲、清水の次郎長に出てくる「遠州、森の石松」の森です。
♪お粗末さま~?

ひび・あかぎれ

寒くなって、洗い物にお湯を使うようになりました。
てきめんに、指先にあかぎれが!

我が家の料理は油ものが多いので、冷たい水で洗ってもヌルヌル感が残ってしまいます。
だから洗剤も割りによく使うし、水が冷たくなる冬は油が流れるようにお湯を使うわけです。
皿洗い機が欲しいけれど、狭い台所で置く場所がない我が家なのです。
洗剤とお湯。
汚れはよく落ちるけれど、手の脂分も流してるわけで、手が荒れるのは当然です。

最初は絆創膏であかぎれを抑えていたけれど、昨年も使っていたハンドクリームがあることを思いだしました。
寝る前に指先に塗ってみたら、朝は綺麗になっています!
凄いものです。

母の手足のあかぎれが、見るのも可哀想なくらいだったのを思い出しました。
黒い膏薬(っていうんだっけ?)を、暖めた火箸の先で溶かして傷口に塗りこんでいました。
今みたいなクリームがあったら、毎日の水仕事が楽だったろうな・・と思います。
井戸から桶で汲み出したり、ポンプでバケツに汲み上げたりして、台所仕事、洗濯、そして風呂までも賄っていたんですね。

蛇口をひねれば、水ばかりかお湯まで出てきてしまう今。
何事も便利になって有難いことです。

感謝しながらも、「便利さを手に入れるために失ってしまった大切な何か」を思わないといけませんね!

Le Nozze di Figaro

指揮:Arild Remmereit
演出:Jonathan Miller
:Gianfranco Venturaの再演
舞台:Peter J. Davison
衣装:Sue Blane
振付:Terry John Bates
:Raffaella Renziの再演
照明:Jvan Morandi

...............................................
Almaviva伯爵:Pietro Spagnoli
Almaviva伯爵夫人:Rachelrt Harnisch
Susanna:Olga Peretyatko
Figaro:Vito Priante
Cherubino:Ruxandra Barac
Marcellina:Laura Cherici
Bartolo:Umberto Chiummo
Basilio:Gianluca Floris
Don Curzio:Antonio Feltracco
Barbarina:Paola Leggeri
Antonio:Giuseppe Di Paola
二人の農婦:Sarinac Rausa
:Nadia Sturlese

Firenzeのオペラ、Mozartは久しぶりで、やはり良いです・・が
アンサンブルが悪いですね。
ウイーンで聴いたものと比べちゃいけないかしら?
あちらは本場で、こちらはイタリアですものね。
バレエをみても、数人のジャンプがドタドタって揃わない降り方をする国なんだから!
それにしても指揮が悪いんじゃないかしら?アリアでもオケと合わなかったり、合唱とバラバラだったりで。

歌手の個人的なことは今回はあまり問題にしないけれど、Contessaがヴィブラートを抑えた澄んだ声で、悲しみを包み込んだ品のある感情表現をして、Susannaのヴィブラートの強い声と対照的で素晴らしかった。
男性陣も悪くないけれど、ConteとFigaroの違いが明確さに欠けた。同じような衣装にも問題があるのではないかな?

舞台は美しかったが、一幕や四幕の人の出入りが多い幕は整理しないと、どうしてここであの人たちがでてくるの?って訳が分からない。
だいたいこのオペラは話が入り組んで難しい。
私ももう一度勉強し直しましょうか!

La Bohemeのフィルム

Andris Nelsons (direzione)
John Copley (regia)
Teodor Ilincai (Rodolfo)
Hibla Gerzmava (Mimì)
Gabriele Viviani (Marcello)
Inna Dukach (Musetta)
Kostas Smoriginas (Colline), Jacques Imbrailo (Schaunard), Donald Maxwell (Alcindoro)

映画館でのオペラ鑑賞、10euro。
300人ほどの座席に100人くらいのお客さん。いつもは50人くらいしか入らないから、今回はまあまあ。あまり宣伝もしてない(宣伝費の方が高い?)けど、Bohemeだから入ったのかな?お年の人が多いけれども4分の1は若目の人もいました。

データを見るとDVDで出ているものと同じらしい。
私の大好きなBoheme♪
今回もたっぷり泣きました。
3幕のRodolfoとMarcelloの話を立ち聞きするMimi、4幕では、もう最後だから恋人たち二人だけにしてあげようと出て行く友人たちを見送るRodolfo。寝たふりをしていたMimiが起き上がり、それに気がついて走り寄るRodolfo。
この二つの場面のロマンティックな音楽は、絶対に涙を止められません。これを書きながらでもウルウルしてきます。
この指揮者も十分に歌います。
音を持ち過ぎるよ、と言うくらいの時もあって、きっと舞台の動きの中で待ち切れないこともあるんじゃないかと思える程!
でも私のBohemeはそれでも良いです。

さすが演劇の国イギリス、ロンドン・コヴェントガーデンでの公演です。演劇としてみても面白い演出です。大写しの画面だから、細かい動きもハッキリ見えて、あんなことしてる・・と笑える箇所も沢山あります。

Teodor Ilincai (Rodolfo)は若くていくつか傷がありましたが、リリックで指揮者の音楽とピッタリです。幕切れの"Mimi!"と叫ぶのを、2回目はmpで余韻を持たせるなんてお洒落です。
Hibla Gerzmava (Mimì)もリリックで私は好きです。日本でも良く聞かれているようですね。
特に1幕の可愛く良く動く目!4幕の病気で虚ろになっている目!
目の表情が良いです。

主役二人とも、所謂大歌手がガンガン歌うのとは違うけれど、しっとりと甘く、ロマンティックなPucciniの音楽らしく歌っています。

イタリア語

Kazuは今日の午後はImprunetaまで出張レッスンで帰りは8時半ごろになります。だから夕食は私が担当なのですが、私は今夜は映画館でのオペラ鑑賞があるので、食事の準備ができません。冷蔵庫にある残り物でOKしてくれました。

いつも間違ったり、悩んだりするのがイタリア語の綴り。
日本語でも「つづり」か「つずり」か考えちゃうけれど、カタカナで書けば「インプルネータ」が「im」か「in」か?それに「impur」なのか「impru」なのか。
だいたいが、LとRもインチキだし、頭の中のイタリア語が怪しい発音のカタカナだからいかんのですね。
書く時は出来るだけイタリア語の綴りで書くようにしてるんだけど、言葉にする時も正しいイタリア語にしなければダメですね。
Italiaに来て7年なのに、未だにこんな状態です。
お恥ずかしい・・・!!

Ballerinoたちと日本食

M嬢の仕事先は、ベビーシッターだけど、バレエダンサーとヴィオラ弾きのご夫婦。
皆さん日本食が好きで、よく日本食レストランに行くそうです。
また日本への演奏旅行では、食事や百均で買い物したりするのも楽しみだそうです。

で、海老フライが食べたいから作って欲しいと先日から言われてたのが、やっと日程が合わせられたので、昨日日本食の夕べとしました。
ご主人の同僚ダンサーも3人追加です。

メニューは
フライ。ご希望のエビ、豚のヒレ肉と玉葱の串、カボチャ。
タコ焼き。テーブルの上でのパフォーマンスは大喜びで、串でひっくり返すのを手伝ってくれました。
焼き餃子。Kazuの手作りで綺麗な焼き具合。
巻き寿司。日曜日は市場もCoopも休みで新鮮な魚が手に入らないので、土曜日にマグロを買って醤油に漬けておいて貰いました。それと、ツナとキュウリと卵焼きで太巻きを。久し振りで美しく巻けなかったけれど、美味しければ良いでしょ?レストランの寿司は、酢が足りないので、すし酢に普通の酢も足してチョット酸っぱくして見たけど、皆さん全く大丈夫。
里芋と大根とイカの煮物。醤油と砂糖も大丈夫。イタリア料理ではほとんど砂糖は使わないから、食べられるか心配だったけれど。里芋のあのヌラッとしたのも。
キュウリとタコの酢の物。
味噌汁も皆さん大好き。お麩なんて珍しいものも入れてみました。

イタリア人は食べ物に保守的で、普段食べないものには手を出さない人が多いそうだけれど、昨日の人たちはみんな若いからか、何でもモリモリ喜んで食べてくれました。作り甲斐があります。
そして皆さん、気持ちの良い人ばかりで、会話は相変わらずついていけなかったけれど、楽しい一夜でした。
ダンサーって面白い雰囲気を持っていますよね。

Arturo Benedetti Michelangeri

スッキリしない日が続いて、部屋の中で読書やパソコンを見ながら過ごしていたら、肩凝りと喉が少々痛んで、話をするのもいよいよ億劫になってしまった。
昨日から天気が良くなったのに、外出する気分でなくて引きこもりです。

MichelangeriのCDを聴く。
技術的な面で完璧主義者だったそうで、クリアーな音が快いChopinだ。

人間の持つ"運"について、先日も書いたことだけど・・
早稲田大学が今期の東京六大学野球で優勝しました。
優勝決定戦で好投したのは早大主将の斉藤祐樹。

私のような野球好きでなくても、誰でもご存知、4年前の甲子園の優勝投手です。
ハンカチ王子と騒がれた、彼です。
あの時も確か延長再試合で優勝が決まったんじゃなかったかしら??

大学に進んでも活躍はしてきたけれど、圧倒的な勝ち方ばかりでは
なかったです。
往年の大投手に負けない成績も残したけれど、例えば怪物と言われた江川卓のようなのとは違います。
今期も、リーグ戦で慶応大学に勝てばすんなり優勝できたのに、負けてしまったので決定戦まで持ち越されたわけです。

野球はチームプレーで、投手の占める割合が高いとはいいながらも一人では勝てません。
早実から早大と野球の名門校に在籍できたのも、彼の持つ運の良さと言っても良いかも知れません。
そして、高校大学ともに優勝決定戦で好投できたのも彼の強運なのでしょう。

そんな彼の持つ運も花開くためには、彼自身の物凄い努力があったことは確かです。
そして多くの友人先輩、チームメイトの協力がなければ、彼の活躍はなかったと思います。

来年からはプロ野球で活躍です。
背も大きくないし、球威で打者をねじ伏せる投手ではありません。桑田真澄も良い投手だったけれど、同じようなタイプなんでしょう。(もう何年もテレビでも野球を見てないから、違ってたらゴメンなさい)

強運の持ち主、斉藤祐樹投手の活躍を楽しみにしている、元野球小僧でした。

万霊節

11月1日は「諸聖人の日」で休日です。
今年は月曜日に当たるので、土曜日から3連休です。
イタリアでは祝日が日曜日でも月曜日を休みにするようなことはしません。その代わりにか、ストという名目で金曜日に休むことで、勝手に連休にしていることがあります。
イタリアではOgnisanti、ドイツではAllerseelenと言います。
日本では「万霊節」とも言うそうです。
先日見て好きになれなかったオペラSalomeの作曲者シュトラウスに、Allerseelenという素敵な歌曲があります。亡くなってしまったかつて愛した人を忍んで、情熱的に歌う、私の大好きな歌の一つです。
ピアノ伴奏が良いです。私にも技術的に何とか弾けるから嬉しいのです。
シュトラウスは他にも美しい歌曲を沢山作曲しているけれど、オペラは私は馴染めません。シューマンもそうですが、歌曲や器楽の小品は好きですが、交響曲の様な大曲には付いていけないものがあります。

11月2日は「死者の日」として、花を持って墓にお参りするようです。
日本のお盆みたいなことでしょうか?

悲しい 自転車泥棒

昨夜、友人M嬢が怒り狂ってました。
普段なら、辛いことも冗談言いながら笑いで流す彼女なのに、あまりに不機嫌で、何のフォローもできませんでした。
原因は・・

彼女はその前の夜は我が家での定例会後、家の前にある駐輪場で自分の自転車を確認して寝ました。その自転車は、ホンの二週間前に盗難にあって困っていた彼女に、仕事先から新しいタイヤと鍵を付けてプレゼントされたものです。ベルは自分で購入して、重宝して使っていました。フィレンツェの街は自転車で走るのがいちばん便利なのです。
昨日は一日雨で、私たちもそうですが、彼女も一歩も外に出ませんでした。
夜、私達に食事に呼ばれたので外に出て駐輪場を見ると・・自転車がない!
いや、あるんだけど、あるのは鍵のついた前輪だけ!

びっくりしますよね!
怒りますよね!
悲しいですよね!
だって一月足らずに2回も盗難にあってしまうなんて!
それも親切な友人のプレゼントをですよ!

フィレンツェは自転車が多いけれど盗難も多い街です。私達の友人たちも自転車の盗難の経験者ばかりです。Kazuもサドルだけ持っていかれたことがあり、それ以来自転車は家の中です。でも出入りが面倒になって、最近はタイヤの空気が抜けても、そのまま乗らずに放ったらかしでいます。
Kazuは自転車がなくても、バスで移動したら困らない行動範囲だけれども、M嬢にとっては大切な移動手段なのです。
彼女には何の落ち度もありません。違法駐輪でもなく、道路だけどチャンと駐輪場として設定された場所で鍵をかけて、それも自転車と駐輪場の柱を結びつけておいたのに、チェーンのついた前輪だけ残して車体を持っていってしまうなんて!!

どこに怒りをぶつけていいの?どうしようも無いのです。
日本と違って自転車の登録なんてないし、警察は何もしてくれないし。
きっと盗難車はどこかで売りさばかれてるんでしょう。商売にしている人がいるんです。
日本でも、駅前などに放置された誰のか分からない自転車に乗って、自分の家に帰ってしまう不心得者の酔っ払いがいたけれど、それとは違います。これはチョットした出来心で、狙ってやってるのとは違います。結果としては犯罪ですけれど。

1948年という古いイタリア映画で「自転車泥棒」という名画がありました。
戦後の貧しい時代の映画です。
イタリアは今でも貧しいのでしょうか?
今このようなことをするのは、外国から流れ込んできた人たちだと思います。
確かに、イタリアの若者の就職難、大学を出ても仕事がないことが問題になっているけれど、それよりも街角で不法に仕事をしている人の多いこと、スリやひったくりをやってるのは誰?
あの映画の頃は本当に、みんなが貧しかった時代です。仕事がなかったのです。
本当に切ない映画です。

またDVDを見たくなりました。
私はきっと涙を流すでしょう。
多少私の育った時代や世情と共通しているので、共感出来る部分も多いからでしょうか?
つらいですよ!

それにしてもM嬢の話も悲しく、色々考えさせられる話ですね。

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