プロフィール

Author:AkkyFirenze
2004年から、Firenzeに妻のKAZUとネコのLEOと住んでます。
オペラが大好き。ピアノもちょっと弾きます。
楽しみは美味しいワインと料理、ピアノ伴奏。

この頃ブログよりFacebookに書くことが増えましたねぇ。

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Christian Gerhaherリサイタル

久し振りのドイツ歌曲のリサイタルです。
Gerhaher素晴らしいです。
様々な声を自由自在に使った歌は、言葉が分からなくても胸に迫ります。
柔らかい声、pianoもforteも実に伸びやかで、快く耳に響きます。
全マーラーの歌曲リサイタル。
ピアノのGerald Huberが歌に負けない表現力で盛り上げます。

最初は
Lieder eines fahrenden Gesellen・さすらう若人の歌
私もリサイタルで歌ったことがあるから、興味を持って聞きました。

第1曲「恋人の婚礼の時」

愛しい人が婚礼をあげるとき、
幸せな婚礼をあげるとき、
私は喪に服す!
私は自分の小部屋、
暗い小部屋に行き、
泣きに泣く、愛しい人を想って、
恋しく愛しい人を想って!

青い小花よ! 青い小花よ!
しぼむな! しぼむな!
甘い小鳥よ! 甘い小鳥よ!
君は緑なす野原の上で、こうさえずる。
「ああ、この世って、なんて美しいの!
ツィキュート! ツィキュート!」

歌うな! 咲くな!
春はもう過ぎたんだ!
歌はすべて終わった。
夜、私が眠りに入るときも、
私は苦しみを思うだろう!
苦しみを!

第2曲「朝の野を歩けば」 この曲の旋律は交響曲第1番にも利用された。

今朝、野を行くと、
露がまだ草の上に残っていた。
こう、陽気な花鶏(アトリ)が話しかけてきた。
「やあ君か! そうだろう?
おはよう、いい朝だね! ほら、そうだろ? 
なあ君! なんて美しい世界じゃないか?
ツィンク! ツィンク!
美しいし、活気に溢れてるよなあ!
なんて、この世は楽しいんだろう!」

それに、野の上のツリガネソウは
陽気に、心地よく、
その可愛らしいツリガネで、キーン、コーンと、
朝の挨拶を鳴り響かせた。
「なんて美しい世界じゃない?
カーン、コーン! 美しいものねえ!
なんて、この世は楽しいんだろう! ああ!」

そして、陽の光をあびて
たちまち、この世は輝きはじめた。
あらゆるものが音と色を得た—
陽の光をあびて!
花も鳥も、大きいものも小さいものも!
「こんにちは、いい日和だね、
なんて美しい世界じゃないか?
ほら君、そうだろう? 美しい世界だろう!」

では、いまや私の幸せも始まったのだろうか?
いいや、いいや、私の望むものは
決して花開くことがない!

第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」

燃え盛るナイフが、
一本のナイフが胸の中に!
おお、痛い! ナイフは余りにも深々と
喜びと楽しみ一つ一つに突き刺さっている。
ああ、なんと忌まわしい客なんだろうか!
決して休むことなく、
決して止むことなく、
昼となく、夜となく、眠っている間にも!
おお、痛い! おお、痛い!

空を見ると、
二つの青い眼が見える!
おお、痛い! おお、痛い! 黄色の野を行くと、
ブロンドの髪が風になびいているのが見える!
おお、痛い! おお、痛い!

夢からとび起きて、
彼女の白銀のような笑みが聞こえたとき、
—おお、痛い! おお、痛い!—
こう願った、私が黒い棺に横たわっていたならと、
目が二度と、二度と開かなかったならと!

第4曲「恋人の青い瞳」 この曲の旋律も交響曲第1番に転用された。

二つの青い眼、
愛しい人のが、
私をこの
広い世界へと追いやった。
さあ、私は最愛の地に別れを告げなければ!
おお、青い眼よ、なぜ私を見つめたりしたんだ?
いま私にあるのは、永遠の苦しみと嘆きだ。

私は旅立った、静かな夜に、
暗い荒れ野をすっぽりと包む夜に。
惜別を私に告げる者などいないが—さらばだ!
私の仲間は愛と苦しみだった!

街道のそばに、一本の菩提樹がそびえている。
その蔭で、はじめて安らかに眠ることができた。
菩提樹の下、
花びらが私の上に雪のように降り注いだ。
人生がどうなるかなんて知りもしないが、
全て—ああ—全てが、また、素晴らしくなった。
全て! 全てが、恋も、苦しみも、
現(うつつ)も、夢も!

他に
Des Knaben Wunderhorn子どもの不思議な角笛から10曲
Ruckertの詩による五つの歌曲。
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雨の夕方

クリスマスまであと一週間。
街を散策。
今日は金曜日。
街はいつもならかなり混み合っているのに、雨のためか思いの外、人通りが少なかった。
折角だからあちこちにカメラを向けたけれど、夜だし傘を片手の撮影のため、手ぶればかり。
まずは家を出て街と反対側に一寸歩いたSt'Ambrogio教会前
雨StAmbrogio
広場から右に折れると、中心街に向かうPierapiana通り
人は多い通りだけど、街並みは田舎のXX銀座みたい。
Pietrapiana
Corso通りになると一寸おしゃれ。
Corso
でも路地に入ると暗い
Cerchi
Repubbulica広場は何時でも賑やかです。今年はRinascenteが建物全体を電球でくるみました。
雨Repubblica
一番の商店街Calzaiuoloはさすがに華やかです。
Calzaiuolo
DoumoのクリスマスツリーとPresepio
雨Duomo

DuomoPresepio
夕方6時から40分の散歩でした。

射殺事件から思うこと

イタリア人の一人がセネガル人を射殺し、本人も自殺しました。
フィレンツェの街の真ん中、サン・ロレンツォのメルカートと、ちょっと離れているけれどダルマツィアでです。
人種差別からでしょうか?
確かにメルカートには黒人が屯しているけれど、あれが全部セネガル人でもないでしょう。
少なくとも私にはどこの国の人か分かりません。
白人でも北の方の人か南の人かの区別は付くけれど国名まではなかなか。
我々東洋人も日本人か中国人か韓国人かよく間違われるし、私が見ても一寸見分けられないこともあります。

犯人は極右翼に属し、鬱病だったようだけれど、セネガル人との関係は何だったんでしょう?
特にイタリアのこの経済不況、ユーロの弱体化、政治の無力化などの原因で、移民に厳しい目を持っていただろうことは想像出来ます。
イタリアにおける極右は、世界大戦時のファシズムで姿を見せたし、今後も何時暴発するか、危険をはらんだその国民性を用心して見ていなければいけません。

これは、日本人も同じように、ファシズムに走る要素を心の奥に秘めていることは、あの悲惨な戦争を思い起こせば否定出来ません。
現在の不況、災害から来る社会不安は、今回のイタリア人のように極端な方向に走らせる心配があります。
群れることが好きで、他人と同じでなければ生きられない日本人の性格は、危険な集団に膨らむ可能性があります。

しかしここではイタリアや日本、世界中の人たちの賢さを信じ、亡くなったセネガル人の冥福を祈りたいと思います。

私たち人間は常に不安や不満を抱えて生きています。
どんな社会で生活しようと、それが全くなくなることは、絶対にありません。
たとえ楽園に住んでいても、不満や懐疑からはアダムとイヴのように逃れられないのです。
私たちはその不安や不満を克服して、生きていかなければなりません。

人種差別を不満解消の対象にしてはいけません。

隣人を愛すことは大切なことですが、「愛すること」とはどんなことなのでしょう?
道ばたに座っている物乞いに恵んでいる人たちは、その行為によって自分が救われるのでしょうか?

今回の事件から、人間、宗教、社会、歴史・・・と考えてしまいます。
私の心配が杞憂にすぎないことを願います。

誕生日と結婚記念日

12月上旬はイヴェントの多い時期です。
今年はオペラ鑑賞や、子どもたちの音楽発表会がありました。
そして、私の誕生日と一週間後に結婚記念日

il Micioさんから貴重な特製小銭入れのプレゼント
il Micio

養女M嬢からは湯たんぽ
湯たんぽレオ
これはLEOが早速所有権を獲得してしまいました。

そしていつもの定例会で、美味しく味噌味のもつ鍋を食べていると
もつ鍋

入り口のブザー。
こんな時間に我が家の客があるはず無いと思いながらKazuがインターフォンに出ると、
「ピザーラのお届けに上がりました」の応答。それも日本語らしい。
すっかりKazuは焦って、インターフォンの受話器をぶら下げたまま、
「よその家と間違えてるよ」
とほっておこうとの心づもり。
その声は外にも聞こえるから再度ブーブーブザーが鳴ります。
私が怪しみながらドアを開けてみると、みっちゃん、なおさんの登場です。

私たちを驚かそう、定例会のみんなとみっちゃんたちの仕組んだ嬉しい悪戯でした。
Yちゃん特製のケーキで私たちの記念日を祝ってくれたのです。
ケーキ
本当に楽しい、愉快な仲間です。

15日にはスパートスカーナさん夫妻は日本に発つし、17日には私たちがChristian Gerhaherのコンサートに行くのでPEPI亭での定例会は休業になります。
24日にはil Micioさんにお邪魔します。

早いけれど、PEPI亭亭主並びに女将から、今年一年のご愛顧の御礼を申し上げます。
来年も楽しく飲んで食べてお喋りしましょう。

ありがとうございました。
ではBUON NATALE

ジャズピアノ

友人の言葉
「ジャズ良いですよねっ!自由性があってブロックを積み重ねて
その積み重ねに自由なフレーズの花吹雪をそのブロックに
振り掛ける様なイメージですねっ!
クラッシックは繊細な膨大な細い太いあらゆる糸を紡いで紡いで
大きな図形にしたてるイメージでそれぞれ良いですねっ!」

音楽の勉強を始めたのは17歳。
合唱は好きでやっていたけれど、ちゃんとした指導者がいたわけでもなく、好きな連中が集まってハモっていただけだから、基本が出来ていません。

ピアノは基礎から教えていただきました。
発声は、R.Ricciに習うようになってその大切さに気がつきました。

子どもの頃はラジオから流れる美空ひばりや三橋三智也、姉が歌う叙情歌(彼女は戦前の女学生ですから)、兄の好きだった石原裕次郎、お向かいに住んでいたお兄さんのクラシックレコード等々、ジャンルにとらわれず聞いたり歌ったりしてました。

ジャズピアノを好きになったのは何時だろう?
仕事を始めて、ジャズバーで生の音を聞くのが好きでした。
ウイスキー片手に(それもバーボンです)ムードのあるソロピアノが一番です。

自分でも自由に弾いてみたいのですが、頭が硬い融通の利かない性格だから、音を楽譜に書いてないとダメなんです。
と言っ、て楽譜に書いてある音も満足に弾けないのですけれど。
コード進行は多少自己流で勉強したけれど、上手な人の演奏をコピーするだけの耳も持っていません。
悔しいけれど、いつまで経っても鍵盤の上を6本の指(10本なんてとても)がモタモタ動いているだけです。
上記の友人の言葉のように、自由なフレーズの花吹雪を振りかけたいです。
明かりを落とした部屋で、バーボンをピアノの上に置いて・・・いいなあ!

映画館でScalaの初日Don Giovanni

歌手もオケも良かった。
Scalaの初日と言うことで、大統領も鑑賞。
こんなに楽しめるオペラがあるんだから、文化予算の削減はやめて下さい。
劇中劇みたいな演出、それも現代で。
私にはついていけない。

いつもは客席5分の4は空いている映画館オペラ。
なぜか今日は満杯で、私一人分しか空席がなかった。

指揮:Daniel Barenboim
演出:Robert Carsen
舞台:Michael Levine
衣装:Brigitte Reiffenstuel
照明:Robert Carsen /Peter Van Praet
振付:Philippe Giraudeau

Don Giovanni :Peter Mattei (7, 10, 13, 23, 28 December; 4, 8, 12, 14 January)/
Il Commendatore:Kwangchul Youn (7, 10, 13, 16, 20, 23, 28 December)/
Donna Anna :Anna Netrebko (7, 10, 13, 16, 20, 23 December)/
Don Ottavio:Giuseppe Filianoti (7, 10, 13, 16, 20, 23, 28 December)/
Donna Elvira:Barbara Frittoli (7, 10, 13, 16, 20, 23, 28 December) /
Leporello :Bryn Terfel (7, 10, 13, 16, 20 December)
Zerlina :Anna Prohaska (7, 10, 13, 16, 20, 23, 28 December)
Masetto:Štefan Kocán (7, 10, 13, 16, 20, 23, 28 December)

12月2日 La Boheme

あまりにも悲しい舞台で、感想を書く気になりません。
話が悲しいのではなく、歌手やオケの出来がです。
Rodolfoは予定されていたTenoreじゃなくて代役でしたが、あぁあ!
恥ずかしながら、このオペラは好きで好きたまらなくて、涙無く見たり聞いたりすることはありません。
それが・・・・・・あぁあぁあ!
指揮者もすきじゃなかったなぁ。

指揮:Carlo Montanaro
演出:Mario Pontiggia
舞台:Francesco Zito
照明:Gianni Paolo Mirenda

Rodolfo:Aquiles Machado:Lorenzo Decaro (30.11; 2, 3.12)
Schaunard:Simone Del Savio
Mimì:Carmela Remigio:Yolanda Auyanet (30.11, 3.12)
Marcello:Stefano Antonucci:Devid Cecconi (30.11, 3.12)
Colline:Marco Vinco:Felipe Bou (30.11, 3.12)
Benoît / Alcindoro:Andrea Cortese
Musetta:Alessandra Marianelli:Rocio Ignacio (30.11, 3.12)
Parpignol:Leonardo Melani
Sergente dei doganieri:Vito Luciano Roberti
Un doganiere:Lisandro Guinis

12月1日 Il Barbiere di Siviglia

Firenze Teatro Comunale
指揮:Antonio Pirolli
演出:Jose Carlos Plaza
舞台・衣装:Sigfrido Martin-Begue
照明:Gianni Paolo Mirenda
Cembalo:Andrea Severi

Il Conte d'Almaviva:Antonino Siragusa
Don Bartolo:Bruno de Simone:Marco Filippo Romano(1, 6.12)
Rosina:Laura Polverelli:Marina Comparato (1, 6.12)
Figaro:Vito Priante:Borja Quiza (1, 6.12)
Don Basilio:Nicola Ulivieri
Fiorello:Gianluca Margheri
Ambrogio:Enrico Rotoli
Berta:Laura Cherici

パネルが上下から出入りして場面転換を図る、以前見たことのある舞台。
例えば中央にBartoloの家の外があって、上手にその二階Rosinaの室内があって、RosinaとConteの1幕のやりとりがあったり、2幕の嵐のあとの場面になったりします。
今回のは舞台や衣装がおとぎの国みたいな鮮やかな色遣いでなかなか綺麗だった。

オーケストラが生き生きとして、ロッシーニの音楽を楽しませてくれた。
いつになく弦楽器も揃って、軽く動いていたのも指揮者の好みなんでしょう。

ソロはSiragusa意外は私は初めてで、特別に目立った歌手はいなかったけれど、アンサンブルの良さが目立った。
これはオケのつくりかたと共通していた。
それぞれに与えられたアリアも無難にこなし、ヴァリエイションも華やかに繰り広げる中、さすがにSiragusaは一回りも二回りも大きく、特に終幕のアリアを完璧に歌いこなし実力を見せつけてくれた。

楽しいオペラです!

滞在許可

先日滞在許可書を貰ったばかりだけど、これは2年に一度の更新が必要です。
私の種類のものでも5年に一度(最近は期限無し)の更新で済む、昔のいわゆるCARTAを貰えると言うことを聞いて、近くにある市役所の出張相談所に先月行ってみました。
確かに貰えるそうですが、勿論いろいろな条件が必要です。
収入や、5年以上申請する種類の滞在許可証を貰っているとか・・・

裁判所に行って、なんか知らないけど証明書を出して貰ったり(イタリアでは何も悪いことをしてないから大丈夫)市役所でいわゆる住民票(見たいのかな?)を貰ったり。

最大の問題はイタリア語の語学力試験です
いくつか決められた学校(フィレンツェ大学とか)等で単位を貰ってあればよいのです。
KAZUはそれで試験を免除されました。
私も最初は彼女と同じ学校に行ったんだけど、落ちこぼれてと言うか放棄して仕舞って、成績証明書を貰えてないからダメです。
この場合は試験を受けなければいけません。
実は、落ちると恥ずかしいから内緒だったけれど、先月24日に受験してきたんです。
易しいよ、落とす試験じゃないよ・・・など励ましの言葉や慰めの言葉も貰っての受験でした。
何とか出来たかな???
結果をネットで見られるということだったけれど、みつかりませんでした。
やはり結果が心配です。

今日は相談所と時間の約束をしてありました。
パスポートや様々な必要書類のコピーを持って行くと、滞在許可の申請用紙に記入してくれて、私はそれを隣の郵便局から書留で送れば良いだけにしてくれます。
とっても親切な窓口です

書類を作成してくれたので最後に、聞きました。
「先日語学の試験を受けたんだけど・・・???」
コンピューターで調べてくれました。
よかったぁぁぁ!
「合格です」って

1月18日に警察で指紋を採って、再度書類検査です。
ここまで来ればなんとかなるでしょう。

安心して年を越せそうです。
って、今年はまだ一月あります。
クリスマスもあります
飲みましょう食べましょう
楽しみましょう

今夜はセヴィリアの理髪師、明日はボエームをスッキリと楽しんで、4日はKAZUの生徒さんの発表会です。歌とヴァイオリンの伴奏と、ピアノ連弾でお手伝いです。

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